「ChatGPTでブログを書きたいけれど、何から頼めばいいのだろう」「文章が出てきても、そのまま公開して大丈夫なのだろう」
このように迷っていませんか。
ChatGPTを使ったブログの書き方は、検索意図を整理する→構成を作る→自分の体験を加えて下書きする→事実を確認する→編集する、という順番で進めると取り組みやすくなります。
私は生協の配送の仕事をしながら、腕時計・家庭菜園・副業についてブログを運営しています。記事づくりにはChatGPTも活用しています。
私自身の概算では、ChatGPTを使わない場合に約16時間かかっていた1記事の作業が、使う場合は約4時間になりました。いずれも事実確認・修正・WordPressへの入力を含めた時間です。
ただし、これは条件をそろえた実験結果ではなく、私の作業についての目安です。この記事では、実際に使っていた指示文と、これから試す人向けに見直した指示文を紹介します。
ChatGPTの基本操作から確認したい方は、先に50代から始めるChatGPTの使い方をご覧ください。
1.ChatGPTでブログ記事を作る5つの手順

最初に、記事が完成するまでの流れを確認しましょう。AIが出した案を、人が確認してから次へ進むのが基本です。
| 手順 | ChatGPTに手伝ってもらうこと | 自分で行うこと |
|---|---|---|
| ①検索意図 | 読者の疑問や悩みを整理する | 実際の検索結果を見て、答える悩みを決める |
| ②構成 | タイトルと見出しの案を作る | 答えの順番、重複、抜けを確認する |
| ③体験・下書き | 提供した体験や資料を文章にまとめる | 本当に経験したことと、確認した資料を渡す |
| ④事実確認 | 確認が必要な主張を洗い出す | 公式情報や元の資料で確かめる |
| ⑤編集 | 文章や表記を整える | 全文とWordPressの表示を確認して公開する |
5つすべてを一度に頼む必要はありません。初心者のうちは、構成が決まるまでは本文を書かせず、ひとつずつ進めてみてください。
ブログを始めるところから全体像を知りたい方には、50代からブログ副業を始める方法も参考になります。
2.私が実際に使っていたブログ記事作成のプロンプト

2-1.Deep Researchの調査内容を渡して記事を依頼
実例として取り上げるのは、私の腕時計ブログの記事、「高級 時計 バカバカしい?時代遅れといわれる理由と高級腕時計の今」です。
作成時には、Deep Researchで出してもらった内容を、記事作成の指示文の下に追加していました。Deep Researchは、テーマについて調査をまとめてもらう機能です。
当時使っていた指示文の一部を、そのまま紹介します。「◯◯ ▲▲」には狙うキーワードを入れます。
◯◯ ▲▲のキーワードで記事を作成したいです。
#記事タイトルを生成してください。(できるだけ長く生成してください)
#記事タイトルにはキーワードを必ず含めてください。
#「:」の文字は使わないでください。
#見出しは5つ以上作成してください。
#文章内に引用元の記載はしないでください。
#WordPressのビジュアル表示にコピペしてそのまま使える形式で出して
#ここまでのプロンプトの内容は以下の情報を元に作成してください。↓情報↓
(ここにDeep Researchで出してもらった内容を追加します)
このように、キーワードだけでなく、調べた情報や出力形式も一緒に伝えていました。
2-2.これから使うなら、読者と確認方法を加える
今、初心者向けにこの指示文を見直すなら、次のように変更します。
| 以前の指示 | 見直す内容 |
|---|---|
| タイトルをできるだけ長くする | 記事で答えることが分かる、自然な長さにする |
| 見出しを5つ以上にする | 読者の疑問に答えるために必要な見出しを作る |
| 引用元を記載しない | 根拠を確認できる出典を残す |
| 記事をまとめて依頼する | 検索意図と構成を確認してから本文に進む |
文字数や見出しの数だけでは、読者が必要とする内容は決まりません。誰の、どんな疑問に答える記事なのかを先に伝えることが大切です。
OpenAIの公式ガイドでも、背景・依頼内容・読者・出力形式を明確にすることや、作業を小さく分ける考え方が紹介されています。参考:OpenAI「ChatGPT Enterprise Prompting Guide」
3.手順① 検索意図を整理して、記事のゴールを決める

3-1.検索した人が何を知りたいか考える
検索意図とは、その言葉で検索した人が、知りたいことや解決したいことです。
例えば「高級時計 バカバカしい」という言葉からは、「値段に見合う価値があるのか」「買って後悔しないか」といった悩みが考えられます。これはキーワードから立てた仮説なので、実際の検索結果や読者の声と照らし合わせます。
いきなりおすすめ商品を並べるより、まず価値への疑問に答える記事が必要かもしれません。
3-2.検索意図を整理する指示文
以下の指示文の【 】を、自分の記事に合わせて書き換えます。
【メインキーワード】で検索する人向けにブログ記事を作ります。
想定読者は【年齢・知識・困っていること】です。検索意図の仮説、読者の主な疑問、記事を読んだ後にできるようになることを整理してください。
まだ本文は書かないでください。
実際の検索結果を確認していない場合は、そのことを明記してください。
出てきた疑問を見ながら、自分でも検索して、上位の記事が何を説明しているか確認します。他の記事の文章を写すためではなく、読者が求める答えや不足している情報を考えるためです。
この段階では「この記事で解決する悩み」を1文にできれば十分です。
4.手順② ChatGPTでブログの構成を作る

4-1.本文を書く前に見出しを確認する
ChatGPTにブログ構成を頼むときは、前の手順で決めた読者とゴールを引き継ぎます。
同じチャットで次の指示を送り、タイトルと見出しを作ってもらいましょう。
先ほど整理した検索意図をもとに、タイトル案を3つと、H2・H3の見出し構成を作ってください。
・読者が一番知りたい答えを前半に置く
・同じ内容の見出しはまとめる
・メインキーワードは自然な日本語で使う
・私の体験を入れる場所を示す
・公式資料などで確認が必要な項目を、本文とは別に示す
・まだ本文は書かない
H2は大きな見出し、H3はその中の小さな見出しです。記事の目次になる部分、と考えると分かりやすいでしょう。
4-2.見出しは3つの視点で見直す
構成が出たら、次の点を自分で確認します。
- 最初の悩みに、前半で答えているか
- 同じ説明が繰り返されていないか
- 自分が説明・確認できない話題を広げすぎていないか
例えば高級時計への疑問に答える記事なら、「疑問を感じる理由→価値を感じる点→購入前の判断材料」という順番も考えられます。これは今回の説明用に組み直した構成例で、当時の生成結果の再現ではありません。
見出しが多いほどよいとは限りません。 読者が迷わず読める順番を優先します。
5.手順③ 自分の体験を加えて、本文の下書きを作る

5-1.体験は短いメモで渡してよい
構成が決まったら、自分の経験や確認した資料を用意します。体験談は、最初からきれいな文章にする必要はありません。
例えば、この記事に使う私の体験は、次のように整理できます。
- 生協の配送の仕事と並行してブログを運営している
- Deep Researchの調査内容を記事作成の指示に追加していた
- ChatGPTを使わない場合は1記事約16時間、使う場合は約4時間が目安
- 上の時間には事実確認・修正・WordPressへの入力も含む
本当に使ったもの、迷ったこと、かかった時間などは、記事の材料になります。一方で、腕時計の記事を書くからといって、所有していない時計の購入体験を用意する必要はありません。
5-2.体験を創作しない条件を付けて依頼する
確定した見出し構成のうち、最初のH2とその配下の本文を書いてください。
「です・ます」調で、初心者にも分かる言葉を使ってください。【私の実体験】
ここに体験メモを貼ります。【参考資料】
ここに自分で確認した情報と出典URLを貼ります。・体験メモにない購入経験、実績、感想を創作しない
・体験、確認できた事実、説明用の例を区別する
・不足している体験は質問する
・資料で裏付けられない情報は、確認事項として本文の外に分ける
・資料の文章をそのまま写さず、必要な出典を残す
出力された文章を読み、内容が合っていれば次の見出しに進みます。途中で足した体験や修正も、その都度伝えてください。
自分が話せる事実を渡し、AIに整理を手伝ってもらうと考えると、取り組みやすくなります。
6.手順④ AIの文章を公式情報と照らし合わせる

6-1.調査機能を使っても、元のページを開く
ChatGPTの記事作成では、読みやすさと情報の正しさを分けて確認します。Deep Researchの調査内容を使う場合も、重要な情報は出典のページで確認します。
私自身、過去の誤情報については具体的な内容や修正記録を思い出せません。そのため、この記事で過去の誤りを実例として断定することは避けています。
これから作る記事では、次のような項目を優先して確認しましょう。
| 確認する内容 | 照合する資料の例 |
|---|---|
| 価格・料金・プラン | 運営元の料金ページ、対象商品の公式ページ |
| 機能・操作方法 | 公式ヘルプ、実際の操作画面 |
| 商品名・型番・仕様 | メーカー公式ページ、取扱説明書 |
| 割合・人数・調査結果 | 元の調査資料、調査時期と対象者 |
| 自分の作業時間・成果 | 作業メモ、履歴、集計記録 |
腕時計の記事なら、モデルごとに異なる仕様や維持費を、一律の数字で説明していないかも確認したいところです。
6-2.AIには「確認が必要な箇所」を探してもらう
次の下書きから、数値、日付、商品仕様、料金、強い断定など、事実確認が必要な主張を抜き出してください。
「該当する文章」「確認する内容」「確認先の候補」の表にしてください。
確認していない情報を「確認済み」と扱わないでください。
存在を確かめていないURLや出典は作らないでください。
確認先の候補が出ても、自分でページを開き、本文の主張を裏付けているかを確認します。 分からない部分は、削除する、追加で調べる、確認できた範囲だけを書く、といった判断が必要です。
Googleも、生成AIを使ったコンテンツについて、正確さ・品質・関連性を重視し、公開前に人が事実確認することを求めています。参考:Google検索セントラル「生成AIコンテンツのガイダンス」
7.手順⑤ 読みやすく編集してWordPressで仕上げる

7-1.内容の確認後に、言葉と文章を整える
事実確認が終わったら、難しい表現、同じ説明の繰り返し、長すぎる文章を直します。
以下の本文を、パソコンやブログに不慣れな50代・60代にも読みやすい文章に整えてください。
・確認済みの事実、数値、出典は変えない
・新しい体験や根拠を追加しない
・難しい言葉は言い換えるか、短い説明を付ける
・繰り返しを減らし、重要な部分だけを太字にする
・意味が変わりそうな箇所は勝手に直さず、別に指摘する
・WordPressのビジュアル表示に貼り付けやすいよう、見出しと段落を整える
編集後も一度読み直します。言葉を整える過程で、元の意味や条件が変わっていないかを確認してください。
7-2.WordPressのプレビューまで確認する
本文をコピーしてWordPressへ貼り付けたら、次の項目を確認します。
- 見出しがH2・H3として設定されているか
- 表や箇条書きが崩れていないか
- 内部リンクと出典リンクが正しいページを開くか
- スマートフォンでも段落や画像が読みやすいか
- 仮の指示や「ここに体験を追加」などのメモが残っていないか
タイトル、カテゴリー、URLの末尾、説明文、必要な画像も設定し、プレビューで確認してから公開します。貼り付け方によって見出しが通常の段落になる場合は、エディターで見出しに変更してください。
WordPressの開設から確認したい方は、WordPressブログの始め方・初心者向け手順をご覧ください。
8.修正前後の例で分かる、人が編集するポイント

ここでは、何を直すかが分かるように説明用の文章を示します。以下は当時のAI出力や、私が実際に直した文章の記録ではありません。
8-1.確認できない体験談は、自分の体験として書かない
修正前の例
私はこの高級時計を買って、仕事でも自信が持てるようになりました。
書き手にその購入経験がないなら、この文章は本人の体験として使えません。
修正後の例
購入前には、どんな場面で使いたいのか、維持費を含めて無理なく持てるのかを整理しておきましょう。
架空の体験を削り、読者が考えられる判断材料に変えています。実体験を載せるときは、本人が確認できる内容を使います。
8-2.難しい言葉は、読者が分かる表現にする
修正前の例
検索意図に合致した構造化により、コンテンツの可読性を向上させます。
修正後の例
検索した人が知りたいことを、分かりやすい順番に並べます。
専門用語を使う必要があるかを考え、読者が理解しやすい表現に直します。
8-3.自分の結果を、全員に当てはまる数字にしない
誤った一般化の例
ChatGPTを使えば、誰でも1記事を4時間で完成できます。
修正後の例
私の場合は、事実確認やWordPressへの入力を含め、1記事約4時間が目安です。テーマや経験、必要な調査によって時間は変わります。
誰の、どのような条件での結果なのかを添えると、読者が自分の状況と比べやすくなります。
9.私の場合は約16時間から約4時間に|短縮時間は概算

私のブログ記事づくりにかかる時間を、概算で整理すると次のようになります。
| 作り方 | 1記事の作業時間の目安 |
|---|---|
| ChatGPTを使わない場合 | 約16時間(約960分) |
| ChatGPTを使う場合 | 約4時間(約240分) |
| 上記の差 | 約12時間(約720分) |
いずれも、事実確認・修正・WordPressへの入力を含めた時間です。約12時間の差は、私の概算をもとに計算したもので、すべての人や記事で同じように短縮できるという意味ではありません。
また、今回の腕時計記事について、同じ条件で手書き版とAI版を比較計測した結果として紹介しているものでもありません。
本業と並行して取り組む私にとって、記事を形にするまでの負担が変わることには意味があります。ただ、早く文章が出ることと、そのまま公開できることは分けて考える必要があります。
これから試す方は、「検索意図・構成」「下書き」「事実確認・修正」「WordPress入力」の4つに分けて時間をメモしてみてください。どの作業を見直すとよいかが分かりやすくなります。
10.無料で使えるブログ記事作成テンプレート

10-1.最初の1記事は、この指示文から始める
まずは次の無料テンプレートをコピーし、【 】を自分の内容に書き換えてChatGPTに送ってみてください。
ブログ記事を一緒に作ってください。
【メインキーワード】
ここに入力【想定読者と悩み】
ここに入力【記事を読んだ後にできるようになってほしいこと】
ここに入力【私の実体験】
実際に行ったこと、失敗、感想、作業時間など。なければ「なし」と記載。【参考資料】
自分で確認した情報、出典URL、確認日。なければ「未確認」と記載。まず検索意図の仮説と見出し構成を提案してください。
私が構成を確認するまで本文は書かないでください。
その後は、見出しごとに下書きし、事実確認が必要な点を洗い出し、最後に編集する順番で進めます。
体験・実績・数値・出典を創作しないでください。
不足している情報は質問し、確認していないことは明記してください。
最初の目標は、この記事の構成をひとつ作ることです。 構成を確認できたら、本文の作成に進みましょう。
10-2.有料テンプレートについて
検索意図の整理から公開前の確認までを進められる「AIブログ記事テンプレート」は、これから作る予定です。価格は980円を想定していますが、現時点では販売していません。
まずはこの記事の無料テンプレートを使ってみてください。有料版や相談の案内は、準備が整ってからお知らせします。
10-3.よくある質問
Q.Deep Researchを使わないと記事は作れませんか?
この記事の手順は、自分で調べて確認した資料を渡す形でも進められます。大切なのは調査方法をひとつに決めることより、根拠を確認できることです。
Q.本文を一度に書いてもらってもよいですか?
一度に依頼する方法もあります。ただ、慣れるまでは見出しごとに確認すると、話のずれや体験の不足に気づきやすくなります。
Q.AIで記事を作れば、検索上位に表示されますか?
上位表示は保証されません。Googleは、利用者への価値を加えずに大量のページを生成する行為が、スパムポリシーに違反する可能性も示しています。読者の疑問に答え、確認できる情報や自分ならではの材料を加えることを優先しましょう。参考:Google検索セントラル
11.まとめ|ChatGPTでブログを書くなら、構成から一つずつ進めよう

ChatGPTを使ったブログの書き方は、次の5段階で進められます。
- 検索意図:誰の、どんな悩みに答えるかを決める
- 構成:読者が知りたい順番に見出しを並べる
- 体験・下書き:実際の経験と確認した資料をもとに文章にする
- 事実確認:公式情報や元の記録と照合する
- 編集:読みやすさとWordPressの表示を確認する
私の場合、1記事にかかる時間は概算で約16時間から約4時間になりました。それでも、自分の体験を確かめることや、公開前に全文を読むことは必要です。
まずは、書きたいテーマをひとつ選び、無料テンプレートで見出し構成を作ってみましょう。

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